秋田の審美治療・セレック・舌側矯正・スポーツマウスガードなら医療法人社団宝樹会

2018年9月 « トップへ » 2021年3月

2019年2月19日

スポーツマウスガード

スポーツマウスピース（マウスガード）とは？

スポーツマウスピース（マウスガード）はラグビーやアメリカンフットボール、アイスホッケー、ボクシング、空手などのコンタクトスポーツで広く使用されています。

マウスピースは強打による衝撃を和らげる効果があり、装着していない場合には歯が折れたり唇や舌、顔面などを負傷したりすることがあります。

また、脳震とうなどの発生率や重篤度を低減させることが報告されています。

マウスピース装着が義務化されているスポーツ

アメリカンフットボール・高校ラグビー・ボクシング・極真空手等

マウスピース装着が推奨されているスポーツ

マウスピースの恩恵をうけるのは、限られた競技をプレイする選手たちだけではありません。
マウスガードを噛みしめることで強い瞬発力をうみ出し、集中力を高めるということが最近の調査報告から明らかになっています。
そのためゴルフや野球、パワーリフティングなどでも使われ始めています。

【格闘技系】

ボクシング・空手・レスリング・柔道・相撲等

【球技・団体競技系】

アメフト・ラグビー・バスケ・野球・ソフトボール・サッカー
テニス・水球・綱引き・ラクロス・ゴルフ等

【個人競技】

体操・トランポリン・スキー・スノボー・馬術・乗馬・サーフィン
ボウリング・砲丸投げ・射撃競技等ぴ

歯科医院によるフルオーダーメイドマウスガード（マウスピース）

マウスガード（マウスピース）にはスポーツ用品店などで販売されているものがありますが、「ずれたり」「はずれたり」する事が多く見うけられます。

これは発音がしにくいばかりか、いざというときにしっかりと機能しなくなります。
また、「咬み合わせ」を考慮していないマウスピースは、顎の関節を悪くしたり、プレー中に集中できなかったりと不都合なことが多く生じてしまいます。

そして、咬み合わせの部分の厚みが薄い商品が多いので、短期間で穴のあくケースが多く、オーダーメイドで作られるマウスピースと比べ、お口の保護能力は10分の1といわれています。

歯科医院で作成するマウスピースは市販品の様な不都合はなく、しっかりと食いしばれるマウスピースを作成することができるため、安全かつ、体のバランスの向上、筋力アップがみられ、競技の種類によっては、競技能力の向上が認められる場合もあります。

スポーツマウスピースの効能

現在、スポーツ界ではマウスピースの重要性が注目されています。
オーダーメイドのマウスピースを装着することによる効用は、主に次のようなことがあげられます。

●はずれにくい・呼吸しやすい・気持ち悪くならない
● 歯牙の破折・摩耗・脱臼の防止効果
● 口腔内の裂傷防止・顎や関節の保護及び衝撃の緩和
● 脳震盪・脳神経系及び顎部損傷の予防効果
● バランス感覚の向上、筋力アップ等の効果

スポーツをするにも体が健康でなければ意味がありません。
失ってしまった歯は二度と戻ってきません。
脳震盪は、記憶力減退、計算力減少、人格異常を起こす事があります。
マウスガードはこれらの危険性を最小限にとどめることができます。

一度作ってしまえば、そのままでいいの？

マウスピースは、一度作れば一生使えるというようなものではありません。
それどころか、種目や個人の噛み癖などによっては、1シーズンももたない場合さえあります。

ラグビーやサッカーは普通1シーズンもちますが、空手やボクシングといった格闘技では、マウスピースの寿命は短いようです。
逆に、ゴルフや野球では、2年という長寿の例もあります。
ただ慎重に考えれば、やはり1年に1回はすり減りや、破損を歯科医院でチェックすることをお勧めします。

成長期のお子さんは、顎の大きさや歯並びが成長と共に変化するため、必ず２～３カ月に一度はチェックを受けましょう。

お手入れ・注意事項
日ごろのお手入れですが、使用前と使用後には水ですすぎ洗いを行って下さい。そして、装着前には歯磨きをきちんと行う事が大切です。
※洗浄剤でお手入れの際は、マウスピース専用品をお使いください。
保管の際は、通気口が開いている頑丈なケースに収納してください。
そして、マウスピースの変形を最小限に抑えるため、熱湯や熱くなっているものの表面、直射日光など、温かになる場所に置かないよう注意して下さい。